今年も1/6←(1月6日では無く、ロクブンノイチ)が終わり、昨日から3月がスタートと、恐ろしいスピードで月日の経過を感じる年齢に…分かり易く人生を240°カムシャフトのプロフィールで例えると最大リフトをとっくに超え閉じ終わり前30°と言った所ですかね…昨日、アチコチで行われた高校の卒業生達を例えるなら最大リフト前45°かな~ 人生の絶頂期がTOP

人生、上がり途中の高校生諸君には将来の日本の為に頑張って欲しいですね(^^ さて三菱製タービンのTDシリーズが人気なのはご承知の通り、今回は「T-RACING」さんのデモカーもIHIのF5タービンから三菱製TD03に変更しての入庫、前回、T-RACINGさんのお客さんも同じ仕様でセッティングした結果が良かったので、同じ仕様でのフラッシュエディターセッティング




結果はブースト200kPaで補正無し171ps、トルク20.1kで完成!補正値掛けると196ps出てる事になるので660ccでNOS等を使わずターボだけの出力としては、かなりのハイスペックと言える。バルタイ等を変更して6000rpm辺りのトルクが上がるか試したけど無理だったので圧縮比や補機類の見直しで改善されれば、もっとレーシングタイムは上がりそうですね(^^ こちらもTDターボ仕様の36ワークスAGS、8月に製作し130psで完成したんだけど、スポーツタイプの和泉管なので、「もう少し音量を下げて、パワーも上げて欲しい」との御依頼、本来の和泉管は

上の画像のようなレイアウトで抜け重視のΦ60仕様、これに排気抵抗にならないように大きなサイレンサーを追加して

地上高も走行に問題ないようにメンバー同等の高さまで上げて溶接、効果は抜群でアイドリング時はエンジン音のほうが煩くノーマル同等の音量まで下がりました。パワーを上げたいとのご要望には排気効率を上げる為、純正触媒下の球面フランジをΦ50仕様に変更


結果は青が8月製作時、赤が今回排気系の見直し後にリセッティングしたグラフで14psアップ。補足ですが製作した8月と今回の2月では気温が30°くらい違うので上がるのは当たり前ですが好結果で完成しました。さらに3ps高い緑のグラフは、赤が3速計測で緑が4速計測した比較で3速より4速の方が負荷の掛かり方が違いブーストが下から掛かり全体的にトルクアップした結果、こんなグラフになります。計測するギヤの違いでのパワー差は1%程、しかしターボが大きくなればなるほどギヤでのパワーカーブ特性は変わるので、これからは4速.(S660は5速)での計測に変更しますね(^^