今年も残すところ2カ月程…1日は2日分程に感じるのに一年が早く感じるのは歳を取ったという事なんでしょう…確かに若い頃と比べれば視力の低下やバラエティ番組が全然面白く感じない…ものまね番組を見ても、そもそも誰のものまねなのか分からない…とオッサンになったと実感する事が増えました( ;∀;) せめて仕事に関しては年齢関係無くチャレンジ精神と今までの経験で、ただ漠然と作業をするのでは無く、イイ仕事が出来るようスタッフ一同心掛けないとね! そんな今までの経験でもどうなるか予想できないコペンの仕事


も。ファクさんから入庫した880、ワークスでは実績のあるTD025をJBエンジンで純正マニのまま装着して現車セッティングの御依頼!過去に純正ツインポートエキマニのまま様々なタービンをテストしたけど、思うような性能にならず全てお蔵入りした経緯が…なので今回、純正マニのままTD025を装着すると、コペン用DX30タービンが廃版になった今、同じような低回転からTD025が回り始め、更に上で超えられるか?!をテスト、一般的なDX30タービンは

ジェット計測で約110ps辺りがアベレージ、これ以上出る車輌も有るけどいつコンロッドが曲がってもおかしく無い領域なのでコンロッド強化は保険の意味でもお勧め。で、まずTD025をポン付けで計測すると

EVCオフでもブーストは110kPaから150kPaまで上がってしまい、ピーク馬力は114psとDXは上回ったけど7200rpmまではDX30の方が上回ってるので立ち上がりや特性をDX並みに良くなるかEVCのブーストマップ補正とV-Proで修正すると

緑のラインのようにDX同等の立ち上がりのまま全域で上回る高性能!…が、コンロッド問題が有るのでパワーを下げたいが、今のアクチュエーターではブーストが下げられないのでイニシャルの弱いアクチュエーターに交換してリセッティング予定です!今まで880コペンでターボ交換する場合、純正のツインポートマニは廃棄するしか無かったけど、マニホールドの中で2気筒ずつ仕切られてる凝った構造で本来なら低速トルクは出しやすいハズ…なので、ブーストの立ち上がりが良くなるか試しでEVCのオフセット機能も補正してみると

パワーが立ち上がり過ぎて「ヤバッ!コンロッドが曲がるッ!」と慌ててアクセルを抜いたのがオレンジのグラフ(^^; DX30より下から上まで上回れそうな事は確認できたので880コペンオーナーの方へ、お勧め出来そうですよ(^^ 純正シングルポートマニやエンジン強化したJBでもテストしてみたいですね!!