前にN-ONEに仮付けしてみたHKSのパワーフロー、アルミの内径が大きくなるのでエアフロがズレて走らなくなる事は想定内なので、取り敢えず寸法取りしただけでしたが、今回、ズレを修正可能か少し検証!!一般の軽自動車は吸入空気量を圧力で監視してるので剥き出しのエアクリーナーを付けても問題無いけど、昔の日産に代表されるLジェトロのエアフロセンサー式に効率アップ目的でパワーフロー等を装着すると燃調がズレ最悪はエンジンブローになるのでエアクリーナー交換とセッティングは同時が常識です!


そしてN-ONEは吸入空気量を3個ものセンサーで監視、1個目はエアクリ後のL式エアフロセンサーで吸入空気量と吸気温度を計測、2つ目はインタークーラー後のスロットル前にDジェトロ式圧力センサー、3個目はスロットル後に押し込み式のL式エアフロセンサーNo2でインタークーラー後の吸気温度と圧損度を計測しVVT作動量や点火時期を細かく補正、と軽自動車では最先端の監視システムでセコム並みに鉄壁…


記録していたノーマル状態のズレをエディターで補正してどうなるかテストして見たけど、SECOMは強い!こりゃ3個共に直接補正しないと無理っぽいのでパワーエディターを外してフラッシュエディターとF-CONでの補正なら何とかなるかな?!(^^;
こちらもスンナリ行かない事は想定内のマツダのCX-5の修理、「あ~アレか…」と想像したオーナーの方も多いのでは?内容はEGチェックランプ点灯に因り色んな制御に不具合が発生する例のアレです。ディーゼルターボなので排圧の監視が、こちらもセコム並み!触媒を外して点検、しかし再度同じ症状が出たのでデジタルとアナログで確認



一度修理してるのに再発してるので、内容確認でディーラーに問い合わせると「今、サービスの人間は接客等で忙しく暫く対応出来ない、本社なら対応してもらえると思う」との回答なので本社にTELすると「今、解る者が全員席を外していて、いつお応え出来るか分からない」との対応…要するにマツダは応える気が無いのですな。原因は特定出来てるので、後は答え合わせが必要です。
すんなり行かない流れでもう一つ、DTMさんから入庫したアルト改チビック仕様、K6エンジンにHT07ターボが装着されブーストはEVCコントロールと、ここまでなら何の変哲もないアルトだけど



何故かCPUがジムニーなんですよ…しかも後期…「何でこうなったのか?」の説明は聴いたような聴いてないような…「コレをV-Pro制御して欲しい」というのが今回の入庫依頼。ジムニー後期やこの頃のK6はピックアップが2つなので、KeiやラパンSSのK6とは制御が違うし、スワップされてるので信号にノイズとか有りそうで不安だけど配線図を見ながら取り敢えず結線


はい、やっぱりすんなり掛かりません…こうやってドンドン時間が無くなる訳ですね、しかし時間は有限、働き過ぎると労働基準局から「36協定守ってや~」と言われるし、サッサと定時で終わってると「私の車の仕上がりまだですか?」となるし、うちもセコム並みの作業監視システムが欲しい~(笑)