修理’s

最近は車検や点検、修理作業でピットが満タン状態、簡単な整備から少しヘビーな整備まで色々。こちらはギヤの入りが悪いとのことで入庫したワークス、扱いやすさや耐久性能が好評の小倉製クラッチが他店ショップで組まれており

リヤケースを開けた形跡が有り、アホトルクで閉められたナットをサンダーで削って緩める…ギヤは全バラにして入りが悪い原因を検証、シンクロは綺麗で摩耗も見られず

入りが悪くなる可能性の有るベアリングやプリを変更して組み込んでクラッチの調整後、問題無く入るようになりました。この車輌にもゴムブッシュをリジット化するパーツが組まれてましたが、後々ギヤの入りが悪くなった車両を何台も見て来たので、何でも固めりゃイイってもんでじゃないですよ

こちらのプリウスはエンジン異音で入庫、前回と同じくプリウスあるあるの

カーボン詰まりに因るエンジン不調が原因。インマニを外しポートやバルブに付いてるカーボンを清掃し

新品のEGRバルブ交換で完治!!燃費に拘り過ぎてフリクションや希薄燃焼を積極的に取り入れてた結果による副産物が原因なので、そこを改善する事でエンジン不調を起こしにくくなる。対策して修理完成

こちらは日産のエルグランド、エンジンチェックランプ点灯で入庫。診断結果は、エルグらあるあるのカムポジションセンサーNG。作業を始めると

3.0LのE51エルグランドならエンジンの前にセンサーが有るので交換時間は約30分と簡単だけど、これは2.5LのME51なのでセンサーはヘッドの後ろ…バルクヘッド側の奥にあるので

かなりバラシてセンサーの摘出交換終了。V型なので左右のセンサーを交換。最後にメーターのチェックランプが点灯してない事を確認し、テスターで過去履歴を消去して完成。

こちらは珍しいブレーキトラブルのワークス、ブレーキを踏むと片側しか効かない、ブレーキペダルを離しても引きずたまま等のトラブルがランダムに出る、症状から判断するとABSアクチュエーター本体のバルブ制御不良なんだけど過去にABS本体不良の事例が無い

しかし他に考えられないので、結構な金額の新品ASSYを取得して交換してみると、無事に治りました。アルトワークスも販売されて7年程経過した車両もあるので、そろそろ色々な電子制御トラブルも増えてきそうですね


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